

アジアに広く生息するツキノワグマ。胸に三日月形やV字形の白い模様があることからツキノワグマと呼ばれています。模様がない個体は「みなぐろ」と呼ばれています。
木登り、泳ぎがうまく、寒く食べ物が少ない冬に冬眠します。
暖かい南パキスタンでは冬眠しません。
落葉広葉樹の森に生息し、基本的に夜行性ですが、果実のなる季節は昼間も活動します。昼間は樹洞や岩の割れ目、洞窟などで休みます。
繁殖期、子育て中以外は単独で暮らし、春は木の芽や草、夏はアリ、ハチ、幼虫などの昆虫を食べます。
ツキノワグマは4~5月の間に冬眠に入ります。秋は冬眠に備えてドングリなどの堅果類やヤマブドウやマタタビといった果実を大量に食べ、体脂肪を蓄えます。
冬眠中は水や食物をいっさいとらないうえ、排泄・排尿も一切しません。
冬眠明けはメスよりオスの方が早く、3月下旬から4月上旬に穴から出てきます。冬眠中にメスは1~3頭の(通常2頭)の子供を産みます。出産したメスは小グマが十分に動けるようになってから穴から出てくるため、オスより半月ほど遅く出てきます。
冬眠中に消耗した体力を回復させるため、春から初夏にかけ植物や昆虫などの採食に時間を費やします。オスは6月~7月の交尾期にメスを求めて活発に動き回ります。

ツキノワグマ
