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WHITE RHINOCEROS

白いから白サイ?「シロサイ」

シロサイは最も大きいサイで、ゾウの次に大きい陸生哺乳類としてカバと並びます。オスはメスよりも500kgも重く、長い角とうなじの突起を持っています。前方の角の長さは1.3mにもなり、後方の角は40cmぐらいになります。角は体毛や皮膚が変化したケラチン質の繊維の集まりで、爪のようなものです。だから、もし折れてもまた伸びてきます。子供のときは体に毛が生えていて、大人になると抜け落ちていきます。毛が残るのは耳の先とまぶたと尾の先くらいになります。

シロサイは嗅覚が鋭く、地面に残された匂いを嗅ぎ取り、仲間やメスなどを判別することができます。 聴力も優れていて、ラッパ型の大きな耳は餌を食べているときもたえず動かし警戒しています。 視力は弱く、30mも離れると動かないものは判別できません。

シロサイの名前の由来は「体が白い」と言う意味ではありません。他のサイと比べて「幅の広い」口を持ってる。これを意味する現地の言葉である 「widje」を英語に訳すときに「white」(白い)と言う風に間違えて伝わり「white rhinoceros」という名前を付けられました。それが日本に伝わり、間違ったまま訳された「シロサイ」と呼ばれるようになりました。

シロサイの暮らし

シロサイはサイの中では一番社会的で、母と子は長い期間一緒に生活し、7匹までの若いサイが小さい群を作ります。 成熟した多くのオスは単独行動をとり、なわばりを持ちます。そして一生のほとんどを自分のなわばりの中で暮らします。 なわばりはマーキングで守られます。なわばりをマーキングしやすいようにサイのオスはペニスが後方を向いており、後ろ足の間からスプレーのようにマーキングします。マーキングの方法は他にもあり、木に角で傷をつけたり、地面を脚でこすって掘ったりします。 なわばりの争いでオス同士が争うときがありますが、角を軽く突き合わせたり、突進する格好をする程度でいたって平和です。寛大なシロサイはメスや若いオスがなわばりに進入した時は、別に気にしません。

昼間は木陰で休むことが多く、水場で水を飲んだり泥浴びを行い体を冷やします。涼しくなった朝方や夕方に採食します。 食事はほとんど草で、地面に生えた草を幅広い口でむしりとるようにして食べます。口が一直線で幅広くなったのは一度で草をむしりやすくする為の進化なのです。他に木の葉を食べることもあります。

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