

グレビーシマウマという名は、エチオピアの王からこのシマウマを送られた19世紀のフランス大統領の名にちなんでつけられたものです。絶滅に瀕しているグレビーシマウマは、かつて東アフリカ全域に生息していたと考えられていますが、今やケニア北部とエチオピアにしか見られません。サバンナシマウマより大型で、気性もより激しく、乾いた草地での暮らしに実によく適応しています。
グレビーシマウマは独占的な群れを作らず、なわばりを構えます。結びつきが弱く、群れのメンバーも始終入れ替わります。1日中一緒に過ごす者もいれば、途中で抜けたり違う群れに入ったりする者もいます。独身のオスは自分の子孫を残したいためにメスの側にくっつきアピールします。そして、誰がリーダーになるのか争います。
群れをつくらないということがサバンナシマウマと違って、絶滅の危機に瀕している原因の一つかもしれません。

グレビーシマウマ
