

クアッガの体は茶色っぽい色をしていて腹部や脚は白く、上半身にはシマウマのような黒い縞が入っていました。
クアッガの名前の由来は南アフリカの先住民コイ族の呼び名からきており、「クアッハ、クアッハ」という独特な鳴き声からつけられました。
クアッガはヤマシマウマより大型で、かつては南アフリカ共和国の南部に分布していたとされる。平原に40頭ほどの群をつくって暮らしていました。オ ジロヌーやダチョウと混生し、ダチョウの優れた視力とオジロヌーの優れた臭覚によって自分たちの身を守っていた。しかし、近縁のサバンナシマウマとは混生 しなかったと言われています。
天敵は今のシマウマと同じくライオンやブチハイエナ、リカオンだった。
1652年オランダの東洋貿易の補給基地をつくるために先住民の土地を奪い数多くのクアッガが捕獲されました。クアッガは食料として肉を、さらに穀物袋や高級靴などにその皮が使わました。
1811年には1万5000頭もいたクアッガがボーア人によって次々に殺されていき、急激にその数が減らしました。野生の個体群に関しては1860年代に滅んだといわれています。
地球上で最後の1頭はオランダのアムステルダムにあるアルティス動物園で1867年から飼育されていたメスで1883年8月12日に死にクアッガは完全に地球上から絶滅しました。その後クアッガの目撃例はあったが発見されることはなかった。
クアッガの標本は現在ヨーロッパの博物館に剥製が17体。南アフリカの博物館に子供の剥製が1体残っている。
絶滅させた人間によって復活させようというプロジェクトがあります。クアッガに似た模様、色をもったシマウマを使い、再現しようという試みです。
1982年12月までに10頭の仔ウマが誕生していて、それは茶色の体を持ち不完全な白い縞をしていてクアッガそのものだったといいます。

クアッガ
