

| 生息地 | アフリカ中部、東部 |
| 体 長 | 52-57cm |
| 体 重 | 8-13.5kg |
| 尾 長 | 53-83cm |
アビシニアコロブスは黒い身体に顔のまわりが白く、背中をUの字型に縁取る白いマントのように長い毛と長い白い尾が美しい印象的な姿をしています。
アビシニアコロブスは熱帯雨林から湿地林、川辺林、山地林など多様な森林に生息しています。1匹のオスと複数の血縁関係からなるメスの10頭ほどの小さな群れを形成します。おとなのオスは夜明けや移動のときに侵入者が来ないようラウドコールを発し、群れの存在を周りに知らせます。他の群れや捕食者に出会ったときはラウドコールと飛び跳ねるディスプレイで追い払います。
アビシニアコロブスの主な食物は若葉がほとんどですが、果実も食べます。特定の食物を集中的に食べる傾向があり、水を飲んだり土食いをしたりするとき以外は、めったに木から降りません。
アビシニアコロブスは3室にくびれた大きな胃が発達しており、前胃の中で嫌気性細菌が葉のセルロースを分解して毒素を中和します。そして後胃は特殊な酵素を分泌し、細菌の死骸を消化して栄養源に変え、葉が主体の食事をしていても他の猿の2倍の栄養をとることが出来きます。
アビシニアコロブスの生まれたばかりの赤ちゃんは全身真っ白です。生後10日ごろからだんだん黒い毛が現れ、生後3ヶ月で大人と同じ模様になります。母親以外のメスにも子守などで寛容に育てられます。