
| 生息地 | 中央アフリカ(南アフリカ南部を除く)インドの一部の地域 |
| 体 長 | オス:170-250cm メス:140-170cm |
| 体 重 | オス:150-240kg メス:120-185kg |
| 尾 長 | オス:70〜105cm メス:60〜100cm |
| 獲 物 | ヌー、シマウマ、インパラ、キリン、アフリカスイギュウ |
ライオンはネコ科では珍しくプライド(pride)と呼ばれる群れを形成しています。プライドの意味は誇り、自慢のいみがありますが、15世紀半ばころからライオンの群れをプライドと呼ばれていますが、なぜそう呼ばれていたのかはわかっていません。
プライドとは通常メスで構成されたグループとオスで構成されたグループからなります。メスグループの構成は母親、姉妹、従姉妹関係と血縁関係が近く10頭前後からなります。オスグループはコアリションとよばれ、通常の構成は兄弟の1〜2頭からなります。
コアリションのオスがプライドのリーダーとなり、子供以外のメスすべてとほぼ等しく交尾関係となります。生まれた子供はオスだと2才半〜3才でプライドを追い出されます。メスはプライドの規模がその地域での適正な大きさを超えると2才半〜3才で追い出されます。追い出されたメスは姉妹でプライドを形成します。オスは放浪者として彷徨うか、コアリションを形成しプライドに受け入れてもらうか、他のオスから乗っ取ります。乗っ取る時には激しいオス同士の戦いとなり、殺してしまう事もあります。
乗っ取ったオスはまずその群れの子供をすべて殺します。これは「ライオンの子殺し」と言われ有名です。なぜ殺すのかというと、ふつうメスは年に1回発情するが、子を持つと2年は発情しないので、オスはメスと交尾ができない。生殖期間が3年しかないオスは子供を殺すという行動にでるのです。メスはわかっているのか子供を守ろうとはしません。子がいなくなるとやがてメスは発情し、交尾に入ります。3ヵ月後には新しいリーダーの子供が生まれます。
このようにプライドは血縁関係の強い群れを形成しているのです。
ライオンの狩りは夜が主で太陽が沈みだすと動きだします。狩りはメスの仕事で、オスはほとんど参加しない。年長のメスが群れに残り子供達の面倒を見ます。これはブチハイエナの攻撃から守るためもあります。
メスたちは群れを見つけると草で身を隠し、近づけるところまで近づきます。そして1頭が突然走り出します。すると他のメスも走り出します。(ライオンの最高は58kmで獲物の草食獣は60〜90kmで走るので接近できる距離と加速力が重要になってきます。)そして最初に追いついたメスは前肢で強力なパンチをくりだし首の骨、背骨を折り獲物を倒します。それか鼻面や喉に噛み付き窒息させて倒します。キリンやアフリカスイギュウなど大型草食獣がで苦戦しているとオスが現れ倒すこともあります。ライオンの狩りの成功率は20〜30%ほどです。
獲物を捕まえるとメスたちがいっせいに食べ始めるが、オスが近寄ってくるとメスと子供を追い払います。オスは腹が膨れると寛容になりそれは唸り方でわかるらしい。メスたちはその気配を感じ食事に参加できるうようになります。ただそれは餌が残っていたらの話になります。餌にありつけず2才までに80%の子どもが死ぬといわれています。
日中に狩りを行うこともあるが、暑さをしのぐため木陰などでごこごろしている事が多い。 その休息時間は一日20時間といいます。